療育とは
療育は、発達に不安のあるお子さまに対して、その子のペースで生活や集団への参加を練習していく支援です。医療行為ではなく、遊びや活動を通して「できた」を増やしていきます。未就学のお子さまが通うのは「児童発達支援」、小学生以上が通うのは「放課後等デイサービス」です。
療育の質は「五領域」で見る
国は、児童発達支援の支援内容を5つの領域で整理するよう定めています。事業所は、日々の活動がこのどれを狙っているのかを説明できる必要があります。
- 健康・生活(食事、排泄、睡眠、体調、生活の流れ)
- 運動・感覚(姿勢、歩く、走る、手先、感覚の使い方)
- 認知・行動(見る、聞く、覚える、順番、見通し)
- 言語・コミュニケーション(言葉の理解と表出、やりとり、絵カード)
- 人間関係・社会性(大人や友達との関わり、集団、ルール)
実際には、この言葉自体を知らない事業所も少なくありません。見学のときに「この活動は五領域のどれですか」と聞いて、すぐ答えられるかは、支援を組み立てて実施しているかを見分ける手がかりになります。
選ぶときのチェックリスト
- 送迎の範囲に自宅が入るか(送迎がないと通えない距離か)
- 平日に加えて土曜も開所しているか
- 個別と集団の両方を見てもらえるか
- 体を動かす時間がプログラムに入っているか
- 支援が実際に行われているか(計画が現場で動いているか、記録を見せてもらえるか)
- 先生たちの様子(子どもへの関わり方。声のかけ方、待ち方、ほめ方を見る)
- 見学のときに、子どもの様子をどう見ているかを説明してもらえるか
預けてよいかどうかの判断
療育は公費で運営されるため、提供した支援と請求の内容が一致している必要があります。見学では、次の4つが揃っているかを見てください。
- 支援と請求が一致している(送迎の時間を支援時間に含めていない、実施していない個別支援を請求していない)
- 個別支援計画と、日々の支援記録を見せてもらえる(日付が違うのに内容が同じ、同じ日に複数の子で文面が同じ、という記録は形だけの可能性があります)
- その日の活動が五領域のどれに当たるかを、職員がすぐ説明できる
- 子どもへの関わり方が具体的(声のかけ方、待つ、ほめる)
逆に、記録を見せない、質問に一般論しか返ってこない、支援時間の内訳を答えられない場合は、契約を急がず他の事業所と比べてください。判断がつかないときは、自治体の窓口や相談支援専門員に一緒に入ってもらうこともできます。
通うまでの流れ
受給者証がないと利用できないため、先に申請するのが順番です。事業所によっては申請の相談にものります。
費用
児童発達支援の利用者負担は原則1割で、世帯の所得に応じて0円になる制度があります。1ヶ月あたりの負担上限額も定められています。詳しい金額は自治体の決定内容によって変わるため、受給者証の内容とあわせて事業所に確認してください。
八潮市での選択肢
八潮市には複数の児童発達支援事業所があります。リリィエイト ナーサリーは、八潮市南川崎で2025年1月に開所した事業所です。2歳から6歳までのお子さまを対象に、個別療育・集団療育・運動療育を組み合わせ、3時間の療育のなかに体を動かす時間を必ず置いています。土曜も開所し、八潮市・足立区を中心に送迎しています。
よくある質問
Q. 診断を受けていないと通えませんか。
A. 診断がなくても、発達に不安があれば相談できます。まずは窓口か事業所にご連絡ください。
Q. 途中からでも入れますか。
A. 空き状況は日によって変わります。お問い合わせください。
Q. 就学後はどうなりますか。
A. 小学生以上は放課後等デイサービスの対象です。当法人では八潮市伊勢野の新施設(2027年9月完成予定)で準備を進めています。



